カテゴリ:新潟県の風景( 4 )

恋人岬の黄昏

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「恋人の聖地」というのは日本中にいくつもあるが、「恋人岬」は日本に二ヶ所しかない。西伊豆と新潟県柏崎市がそれで、どちらも米領グアムにある恋人岬と提携関係にある。

伊豆の恋人岬はハッピーエンドの恋愛物語(民話)がその根拠となっている。しかし柏崎の恋人岬の逸話は、最後は男女ともに死んでしまうという悲恋の物語(佐渡情話)で、しかもその二人は佐渡~柏崎間の海を挟んだ不倫関係という、とんでもない話だ(笑)。

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純愛と不倫では、同じ恋愛でも世間一般の受け取り方がまるで違う。
ただ単純な分類をすれば、純愛は男女ともに配偶者のない立場…所謂独身で、不倫は男女どちらかないし両方に配偶者がいる場合ということになるが、男女独身同士の場合でも遊びのこともあるし、どちらかに配偶者があった場合でも男女ともに真剣に付き合ってることもあるだろう。恋愛の形というのは本来決まった形態があるのではなくて、それぞれの事情によるのだと思う。それでも少なくとも日本では不倫は道徳的に悪いこととされるのが一般的だし、戦前の大日本帝国憲法下の日本では不倫は立派な犯罪だった。今でも古い価値観の国では法律で不倫を裁く国は存在する(イスラム教の国はたいていそうだ)。それに対して欧米先進国では、フランスなんかは一応婚姻制度というのが法律上残ってはいるが、価値観的には夫婦なんてのはほとんど崩壊していて、シングルマザーとか離婚経験者とか、片親の子供なんてのがごく普通に存在して、特にそれでどうしたということもない。日本みたいに変な色眼鏡で見られることもなく、彼らは社会の中で堂々と暮らしている。恋愛に対して開放的で自由なんだと思う。当然不倫も普通にあることなんだろう。

ここで不倫の是非を断言するつもりはないが、誰にでも相手を選ぶ権利はあるのだから、恋愛するのにわざわざ配偶者付の厄介な相手を選ぶ必要なんかない、堂々とお天道様の下を歩ける相手を選べば良いことだと思うのだが、男女の出会いというのは人の意志でどうなるものでもない、ある日突然訪れて、しかも相手がどんな人かなんて予想もできないから、たまたま出会った相手がその「厄介な人」で、そのままズルズルと行くこともある。実際にその厄介な条件を乗り越えて幸せになる人もいるんだし、後は本人たちの気概と忍耐と努力次第ということだろう。

新しいことをやろうとすれば得るものもある代わり、古いものを捨てなければならない。その古いもの(既存の家族)を捨てられない人が恋愛をしようとすると「不倫」に走るんだと思う。それがお互いに納得した上でのことなら、少なくとも表面上の関係は維持できるだろう。しかし、俺が見てきた場合に限っていえば、男女どちらかが死ぬほど辛い気持ちに耐えながら続けているのが殆どだったように思う。それは捨てられる覚悟を持った方が苦しんでいる場合が多くて、捨てられない人が相手を都合良く利用しているように見えた。

変な話になっちまったな(笑)。
結局、気持ちがピュア(純粋)であるほど苦しいってことなんだろうね。

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by a7m3-sam | 2016-03-27 01:28 | 新潟県の風景

野生の証明

「何見とんねん…」
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とでも言いたそうな目をしていた(笑)。

食肉目- ネコ亜目- ネコ科- ネコ亜科- ネコ属- ヤマネコ種- イエネコ亜種
世界の侵略的外来種ワースト100「イエネコ」
猫はイヌに次いで人間に身近な動物。本来日本にいる動物ではなくて、数千年前に大陸から稲作が渡来したのと同じくらいの時期に日本にやってきた。

猫と人間の付き合いは、人間が農業を始めて穀物類(米、麦など)を貯蔵するようになって、それを食い荒らすネズミ類を駆逐するために猫を飼い始めたのが始まりとされる。もっとも猫の側からしてみれば、そこに餌がたくさんあるから単に人間の近くに同居しているだけ…みたいな感覚かもしれない。現代の猫はネズミ退治のための実用的家畜というよりも、愛玩動物(ペット)としての一面が強いが、彼らが実際どう思っているのかは人間には解からない。

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世界の侵略的外来種ワースト100…というのは、本来その土地にいるはずのない生物が、地域の生態系(食物連鎖)に介入して自然のバランスを崩すことから指定されたランキングだ。この写真の猫はネズミを銜えているが、たぶんこのネズミは人家で悪さをするクマネズミ、ハツカネズミ、ドブネズミの類ではなくて、普通に自然下に棲む萱ネズミか何かだろう。たぶん野良だろうこの猫からすれば単に生きるために努力してるだけに過ぎないのだろうが、こうした自然下での餌の取得が世界中あちこちで問題になっているから「ワースト100」なんて不名誉な称号を贈られるわけだ。

この写真は探鳥地で撮影したもので、周囲1キロ以上に人家がない場所で、この猫はたぶん野良猫だろう。ここはミソサザイとかベニマシコとかアカゲラとか、けっこう人気の野鳥が出没する場所なんだけど、猫なんて優秀なハンターがいると、ちょっとばかり心配になってしまう。

ネズミを銜えた猫は俺を一瞥した後、森の中に姿を消して行った。

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by a7m3-sam | 2016-03-19 08:25 | 新潟県の風景

Merry Christmas

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クリスマスです。
大切な人と温かいディナーを食べて、ケーキを囲んでシャンパンで乾杯…
と洒落こんでる人も多いのかな。

俺は相変わらず一人です(笑)。

みなさん、Merry Christmas.
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by a7m3-sam | 2015-12-24 22:05 | 地元の風景

冷たい風吹く街角

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D750+AF-S Nikkor 24-85/3.5-4.5 VR, f3.5, 1/160sec, ISO2000

もうこんな季節か…
暖冬というが、街角には冷たい風が吹いていた。 

新潟で俗に「駅南」と言われる地区の一角に、けやき並木がある。毎年この時期になるとイルミネーションの装飾が施され、街の風物詩になっている…と毎年のようにニュースで聞くのだが、実は行ったのは初めてだった(笑)。

東京や神戸の大きなイルミイベントのように華やかではない。あちらは赤、青、黄、緑と原色系のたくさんの電球(今はLEDだろう)を使って、これでもかというくらい派手さをアピールするが、この「NIIGATA 光のページェント」と呼ばれるイベントは、単に電球を木に装飾して光らせただけだ。写真のイルミは通り沿いで営業するレストランが独自に飾り付けたものだろう。

大都市のイルミネーションのような度肝を抜く派手さはないが、この素朴なイルミは実は雪が積もると様相が一変し、(過去の写真によれば)電球の黄土色が雪にほんのりと優しく映って、温かそうに見える。残念ながら今年は初雪が遅れているようで、その様子は見れなかった。

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この季節は日が暮れるのが早い。
そういえば、介護職研修に通い始めた時はまだ9月上旬で、残暑に汗していたころだ。あれから3カ月。無事に研修も終わって資格も取れた。

一緒に勉強した仲間たちはどうしているのかな、と時折考えたりもしているのだが、その記憶も季節の風と共にだんだん薄れていきそうだ。灰汁の強い野郎ども。迷うといつも相談に乗ってくれたKさん。笑顔の可愛いSさん。何だかんだいつも語りかけてくれたOさん。看護師を目指すO2さん。縁があればまた何処かで会うこともあるだろう。

本当に介護職を始めたら、そんなことを考えている余裕もなくなるだろう。まだまだこれから勉強しなければならないことがたくさんあるからだ。とりあえず国家資格を取得するまでは息を抜く暇すらないだろう。

実際のところは介護職の待遇の悪さを求人票を見る度に感じていて、以前の技術職に戻ろうか…という考えもなくはないのだが、一度辞めて戻ってきたのに、再び漂流民として全国を歩く人生に戻りたくはない。いろんな選択肢がある中、自分自身で選んだ道だから、失敗しても成功しても、それもまた人生だ。

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by a7m3-sam | 2015-12-11 20:45 | 地元の風景