カテゴリ:トウネン( 1 )

二人の渚

チドリ目シギ科オバシギ属 トウネン Calidris ruficollis
おまけ→シャーウッド「二人の渚」
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ここしばらく小鳥の撮影が続いたので、シギチを探しに出かけた。
日本海側の海には潮の干満がないので、シギ・チドリ類の餌場になる干潟というものが存在しない。当然のように東京湾なんかに比べると彼らを見るチャンスは薄れてしまうわけだが、まったくないわけではない。それにしても、新潟のフィールドでシギチの話をする野鳥カメラマンに出会ったことがないのが気になるんだけど。。。やっぱ地味で人気ないのかねぇ。

新潟市近郊の砂丘地帯でシギチが見れる…とネットに情報(かなり古い)が上がっていた。よく見ると子供の頃に行った海水浴場の名前がボツボツと書いてある。あんな処にいるのかい…?と疑問に思うことしきり。でも海はまだシーズンオフで、あの辺はサーファーも少ないから、野鳥がいるなら…だろう。マリンピア近辺はサーファーはもちろん、今の時期ならバーベキューやってる連中とか、海を散策する家族連れやカップルでいっぱいのはずだ。しかし件の海水浴場は浸食で砂浜が削られて、数年前から営業されてないという。果たして、現地はどうなっているんだろう。
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車を飛ばして現地到着。波の音に加えて、ゴゴゴゴゴ…ガガガと音がする。砂浜修復のために重機が入って工事をしているらしい。夏季のビーチ営業に向けて工事が急ピッチで進んでいる。マジかよ。。。これじゃあ鳥なんかいないよな…。砂浜は工事のため立ち入り禁止。仕方ないから浜の反対側に回り込むことにする。あっちは入れるはずだ。新潟市近郊の砂丘は広大だ。細長いしほとんどが宅地化されたり防砂林になっているから知らない人が多いが、実はあの鳥取砂丘より大きい。浜の「反対側」は4キロ離れていて、そっちは何とか入れた。しかし数百メートル向こうには、砂を大量に積んだダンプがひっきりなしに行き来している。

季節外れの砂浜は、風紋が出来て生き物の気配がほとんど感じられない。それでもジィっと目を凝らして野鳥を探す。…いた。

大きさはスズメと同じくらい。波打ち際でチョコチョコ砂を突いてお食事中。見ると2羽仲良く並んでいる。たぶんツガイだろう。しばらく見ていると、まったく関係ないはずのもう一羽がちょっかい出しに来た。でもこのツガイの雄が強いのか、絆が強いのか、早々にご退散となった(笑)。この広大な浜に2羽だけ残された。

「トウネン」だ。かつて数千~数万羽という大きな群でシベリアから日本に渡ってきたと聞くが、近年はその個体数が減少し、せいぜいが数百羽程度の群しか見られなくなったという。だがこの浜には(俺の見る限り)数羽しか存在しない。他に見かけたのは、さっきチラッと登場して消えたコチドリと、藪のあたりでゴチャゴチャやってたカワラヒワくらい。

それにしてもさ。。。この2羽のトウネン、仲の宜しいことで。。。(笑)。
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by a7m3-sam | 2016-05-07 16:41 | トウネン