カテゴリ:ミソサザイ( 2 )

ミドリのモジャモジャ

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アップし忘れ在庫一掃セール(笑)。困ったときのストック写真ネタである。

スズメ目ミソサザイ科ミソサザイ属 ミソサザイ Troglodytes troglodytes
最初見た時は緑色のヒゲでも生えてるのかなと思ったのだが、よく見てみたら巣材のコケを咥えているところだった(汗)。羽色も地味で目立たない鳥だけど、この鳥は愛らしい仕種やパフォーマンスで魅せてくれる。その囀りは一見の価値あり。声量もその体の小ささからは想像もできないような大きなものだ。

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昨年の記事にも書いたことだが、ミソサザイは世の東西でいろんな伝承がある。たぶんその小さな体のわりに存在感が大きいからで、いろんな話の中で英雄扱いされることが多い。北海道アイヌの伝承では、ある日人を食い殺す恐ろしいヒグマがやってきて、それを鳥たちが何とか退治しようとしたが、ワシ(オオワシ)もツル(タンチョウツル)もクマに恐れおののき尻込みする中、ミソサザイが先頭を切ってクマに立ち向かった。ミソサザイはクマの耳の中に飛び込んで攻撃。それを見たワシ、ツルなど他の鳥たちはミソサザイの勇気に励まされ、一斉にクマに飛びかかった。最後は鳥たちにサマイクル神(アイヌ神話の英雄)も加勢して、見事人食いグマを退治した。

ミソサザイが猛獣の耳の中に飛び込んで攻撃する…という件(くだり)は西洋の伝承でも同じで、あちらの話では相手がイノシシだったりする(ただし話の中でミソサザイがイノシシを倒しても、誰も信じてくれなかった)。この小さな鳥に、昔の人は一種の畏怖を抱いていたということだろうか。

それにしても…春~初夏に撮った写真でアップしてないのが結構あるんだけど…どうせネタ不足だし、季節外れではあるけど、ボチボチアップしようかな。


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by a7m3-sam | 2016-07-26 03:54 | ミソサザイ

王、登場

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↑の写真は、ミソサザイ。
この写真は長野県某所で撮影したものだが、ミソサザイはその後別の場所でもう一度見ることができた。
エナガと同じく、日本の小鳥の中のさらに最小の部類になる鳥で、三大最小種(エナガ、キクイタダキ、ミソサザイ)の一角を占める。
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体も小さくて、羽毛の色も周囲に溶け込む味噌色(だからミソサザイというのか知らないが)で、何とも目立たない存在のようだが、何故か知名度は高くて、ヨーロッパでは「鳥の王」とされている。さらにいろんな逸話をひも解くと、ワシやタカと勝負して勝ったとか、さらにはクマやイノシシを倒したという話まであって、まるで野鳥界の伝説のヒーローだ(笑)。
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で、実際のミソサザイはどうだったかというと、キレイな声で「チリリリリ」と囀り、巣材を銜えて素早く動き回り、小さな体で必死に大自然の中で生きている印象を受けたが、とてもワシ・タカ猛禽類やクマ・イノシシに勝てるような力強さはなかった(当たり前だが(笑))。

きっとその小さな体からは想像もできないような力強さを発揮するのを見て、「王」に祀り上げられたり伝説のヒーローにまでなったりしたのだろうが、具体的にヒーローの名を当てるなら、小さな体で10万馬力を発揮する「鉄腕アトム」だろう。
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そんな人間の「祀り上げ」を知ってか知らずか、ミソサザイは尾羽を開いてお尻ふりふり(笑)。
頑張れ、小さなヒーロー。

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by a7m3-sam | 2015-06-22 00:08 | ミソサザイ