カテゴリ:サンコウチョウ( 1 )

ギリギリセーフ

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サンコウチョウ。
「巣を発見した」と情報を貰ったのが一週間前。その後スケジュールが取れなかったり、巣を確認できなかったりして撮影できず、昨日リベンジに行ってやっと撮れたのが本日の一枚。それにしてもなぁ。。。野鳥の撮影を初めて1年半、今回(サンコウチョウ)の撮影を通して、いろいろ考えてしまいました。

スズメ目カササギヒタキ科サンコウチョウ属 サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata

特別神経質で、ちょっとしたショックで営巣放棄すると言われるサンコウチョウ。有名な営巣地では無法なカメラマンが殺到し、ストレスを受けた親鳥が巣に卵を残したまま姿を消してしまうという話も伝え聞く。それだけ人気のある鳥だということなのだろうが、一方でこの鳥は滅法気が強くて、巣やヒナに近づくヒヨドリをしつこく追い払ったりする。ヒヨドリと人間とではさすがにスケールが違うから、さすがにカメラマンを追い払ったりはしないんだろう。その代りに自分自身が逃げてしまうんだと思う。仰々しい一眼レフカメラと超望遠レンズを持った二本足の異様な怪物。中には怪光(ストロボ)を発する変態野郎までいるから、懸命な野生生物なら逃げて当然だろう。

「わかんねぇなぁ…何処にあるんだろう」
目を皿にして「有りそうな場所」を探したけど、独力ではついにサンコウチョウの巣は発見できなかった。
ここは地元の某野鳥愛好家が発見して日も浅いスポットで、カメラマンが殺到しているという可能性は低い。俺はたまたま行きつけのカメラ屋でその人と知り合って、撮影スポットがわからない、と言ったらこの場所を教えてくれた。林道沿いだから、砂防ダムや林業関係の人たちが通った可能性はある。

野鳥の撮影は基本的に一期一会の出会いだ。すぐ近くにいても気が付かないことも多いし、他人の目には映っても、俺の目には認識できないこともある。それもこれも出会いと運だと思う。俺の目は動くモノを捉えるのは得意だけど、保護色で静止しているモノはなかなか発見できない。そこで見えるかどうか決まるのだと思うけど、鳥を見つけるかどうかは年季という名の経験も大切だ。例えば鳥の生態を理解しているかどうかで、こんな場所に巣を作るとか、こんな餌を食べるとか、動く時間帯は何時頃だとか、こんな場所が好きなんだ…とか前以て分かっていれば、探すのに効率が良い。

それが探せない、分からない…要は経験不足と勉強不足を露呈しているだけのことだが(笑)。そんな時は諦めるか、先輩諸氏に頭を下げて訊くしかない。
こんな処、有名な撮影地でもないし誰もいないよな…と思って三脚を畳みかけたら…いるやんか。

早速声をかけて事情を聴いてみると、サンコウチョウは昨日巣立ってしまって、もはや巣は蛻の殻だという。昨日の巣立ちは実にドラマチックで、ヒナを外界に導こうと親鳥があの手この手でヒナを追い立てて、カメラマンが近くにいるのも気にせずいろんなパフォーマンスを見せてくれたんだという。今日は最後に巣立った一番小さなヒナが未だ巣の近くでグズグズしているので、親鳥が何とか外に誘っている段階だという。

一番いい場面は既に終わってた。ガッカリ。。。ちなみに昨日(巣立ちの日)は、一日仕事でアクセク働いてました。。。
まぁ、これも運っていえば運なのかねぇ…

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by a7m3-sam | 2016-07-20 16:53 | サンコウチョウ