カテゴリ:ニホンイノシシ( 1 )

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鯨偶蹄目イノシシ科イノシシ属 ニホンイノシシ Sus scrofa leucomystax

「今日もダメかな…」11月、信州軽井沢。冬鳥が入ってないかと思って訪れた森には鳥の気配も薄く、半ば諦め気味になっていた。朝から何も食べてなかったので、昼食を取って出直してこよう…そう思って近くのコンビニに直行。軽く食べて再び森に入る。その初っ端だった。

「イノシシが付いてくるんですよ」山から下りてきた人が、すれ違いざまに教えてくれた。「エ!」
後方10メートル。その時撮ったのが↑ の写真で、地面を掘って餌を探している。

イノシシといえば、近年人里に頻繁に出没するようになり、農作物を荒したり、中には人間が嚙みつかれたり、ぶつかったりしてケガをする事件が多数報告されている。俺が越してきた群馬県でも、先月高崎駅前にイノシシが出没して警察や猟友会が出動する騒ぎがあったばかりだ。マスコミでのイノシシの扱いはすっかり「危険生物」で、クマに続く危険度を持つ生物とされている。
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でも、このイノシシはこっちに向かって突進(猪突猛進という)してくるわけでもなく、俺が写真を撮るためにジリジリと距離を詰めると、むしろ逃げ腰である。イノシシの存在を教えてくれた人に「だいじょうぶ、むしろこっちを怖がってます」と伝えると、安堵の表情を浮かべて去って行った。

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普段接している野鳥たちは、「数を減らしている」とここで書くことが多いが、日本国内でのイノシシはむしろ数を増やし、尚且つ分布域も広がっている。それはイノシシに対する決定的な(人間以外の)天敵がいないこと、山間農村部の高齢化による耕作地放棄がイノシシの生息環境を広げることに繋がっていることなどがあるという。その辺の事情を詳しく書くと長くなるので止めておくが、要は日本の山林が彼ら(イノシシ)にとって、いろんな意味で都合のいい環境になってるということだ(快適とは意味が違う)。

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滅多にないチャンスなので、しつこくイノシシを追いかける。さすがにあちらさんもウザったくなったのか、沢の方へ走って逃げて行ってしまった(笑)。

※今回はたまたま襲ってこない個体だったので、俺も調子に乗って写真を撮っていましたが、実際のイノシシは大変危険な動物だと言われています。登山やハイキングの途中に万一イノシシに遭遇しても、決して近づいたり刺激したりするようなことはせず、適切に対処してください。また、本記事を読んで不適切な行動を取った結果どのような被害が生じても、烈風は一切責任を負いません。

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by a7m3-sam | 2016-11-21 01:09 | ニホンイノシシ