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タカ目ミサゴ科ミサゴ属 ミサゴ Pandion haliaetus

早くも当ブログ3回目の登場となるミサゴ。しかも狩りの場面でも何でもなく、ただ飛んでる写真である。猛禽狙いで撮影に行くと、肝心要の本命は現れず、ミサゴかノスリが登場するのがパターン化しつつある。ミサゴもそれなりの鳥なのだが、さすがここまでなると同じ「ピンチヒッター」でも格が下がってくる気がする(笑)。
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前回のコミミズクではミサゴが前座として登場、その次の撮影でカラスのモビングというサプライズ付きでコミミズクを撮影できたから、もしかしたら俺にとっての「幸運の鳥」かもしれない…と、好意的に解釈しておこう(笑)。


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# by a7m3-sam | 2017-01-31 23:16 | ミサゴ

外れました。。。

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カモ目カモ科マガン属 ハクガン Anser caerulescens
D500+AF-Sニッコール 500/4G ED VR f6.3, 1/1250sec, ISO400

水鳥はシギチ類は好きだけど、ガンカモ類はあんまり関心がない。てぇことで詳しく知らないのだが、この日は大本命が一向に飛んでくれずに仕方なく水鳥類とミサゴを撮影して帰ってくる羽目になった。しかも撮影できなかった原因が俺のつまらない凡ミスが原因だから、悔やんでも悔やみきれない。

聞くところによるとこのハクガンという鳥、日本に渡ってくるのは珍しくて、それなりに貴重ということらしいんだけど…(笑)。今一テンション上がんないなぁ。。。

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絶滅危惧IA類(CR)(環境省レッドリスト)。
1940年代までに日本で越冬する個体群は既に全滅。穀物類を食害する害鳥として扱われ、そして食糧事情の厳しかった当時(戦中戦後)、食用目的でたくさん乱獲されたんだろう。この群が何処から来たのか(おそらく八郎潟だろうという話だった)知らないが、そのハクガンがこれだけの数の群で見れるのは滅多にないことなんだという。

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+++++

てことで往復400キロ走って外して帰ってきたわけだが、さすがこの距離を通うのはしんどいので、目標を変更して関東に来る某猛禽をこれから追っかけてみようと思ってる。そっちは往復で300キロだから通うのも少しは楽だ。一度きりで成功しないのは当たり前。通わないと野鳥はどうしようもない…ということは理解できてるんだけど、う~ん。。。

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# by a7m3-sam | 2017-01-30 23:37 | ハクガン

雪降る中の当たり前

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スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属 ヤマガラ Parus varius

ご存知…というか、山に撮影に行くと大抵出てくるのがこれ。ヤマガラに限らず、シジュウカラ、コガラなどカラ類は山の小鳥の常連で、肝心要の本命が一向に見つからない中「当たり前」のように登場する。こっちは「待ち人来たらず」状態でやきもきする中、仕方ないなぁ…という気持ちで彼らにレンズを向ける(笑)。野鳥を見慣れてくるにつれて当然目線は渡り鳥や珍しい鳥に向く。その方が満足感が高いし、他への自慢にもなる。一方でこうした身近に当たり前にいる鳥たちは見向きもされなくなっていく。

これは本当の「灯台下暗し」だ。遠くばかり見て自分の足元が見えていない。写真屋なら遠くの珍種の写真を血眼になって撮りまくって、気が付いたら身近な鳥の写真が一枚もなかった…ということになる。実際にこのブログでもヤマガラは初登場だ。

+++

ヤマガラは実は日本人には非情に縁深い鳥で、なんと平安時代から飼育されていた記録が残っている。今は見られなくなったが、20年くらい前まで日本中で散見された「神社でおみくじを引く小鳥」は実はヤマガラだ。小鳥としては学習能力が高く芸を覚えるので、江戸時代にはヤマガラの曲芸が盛んに披露されていたのだという。学習能力の高い鳥というとカラスやインコが有名だが、まさかこんなところに思わぬ伏兵がいたとは…と思いながらネットで文献を読み耽った。

ヒタキ類のような可愛らしさはイマイチ。原色系の小鳥たちみたいな派手さもない。珍種としての注目もない。敢えて言うならマヌケ面した売れないコメディアン…といったところだ。しかしビートたけしやタモリを見ても分かるように、優れたコメディアンほど実はインテリだったりするのだ。さしずめヤマガラは野鳥のたけしやタモリかもしれない(笑)。

※本日からコメント欄を開けます。入れてくれる人がいるかは微妙ですが(笑)。

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# by a7m3-sam | 2017-01-28 00:17 | ヤマガラ

侵入者

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スズメ目チメドリ科ガビチョウ属 カオジロガビチョウ Garrulax sannio
本ブログ始まって以来の、鳥類の外来生物初登場。

ミヤマホオジロを追って訪れた赤城山の南面で思わず遭遇した「侵略的特定外来生物ワースト100」という、あまり有難くない称号を持つ鳥である。鳥の場合は飛んで海を渡れるし、実際にそうやって長距離を移動する種類(渡り鳥)が多いから、あまり「外来種」という概念がない。だがこのカオジロガビチョウは渡りをしない(短距離の渡りはするらしい)鳥で、割と土着性が強いのだという。日本でも北関東の限られた区域にだけ存在が確認されている。

里山に生息する鳥なら図鑑を穴が開くほど見ているから大抵は判断が付くのだが、一見何の鳥なのかわからなかった。歴史の浅い特定外来種ということで図鑑にも載らず、Wikipediaにもカオジロガビチョウの項目がない。近縁のガビチョウ(同じく特定外来種)はネットのあちこちで見かけるが、カオジロガビチョウは国立環境研究所の「侵入生物データベース」でやっと詳細を発見。

元々が中国大陸の鳥で、あっちでは人気のある愛玩鳥であるという。日本には華僑がペットとして持ち込んだり輸入業者が販売しようとして持ち込んだが、篭脱けしたり、業者が山に放逐してそのまま定着した。ちなみに現在は鳥インフルエンザの影響で、野鳥類の国内持ち込みはほぼ不可能である。

特定外来種として悪者扱いされている生物はたくさんいる。祭りの縁日で売ってるミドリガメとか、子供たちの間で人気の高いアメリカザリガニなんかその代表。一方大人の趣味である「釣り」で人気のあるブラックバスなんてのも特定外来種だ。最近はテレビのニュースでアリゲーターガーが取り上げられることもあるが、あれも熱帯魚輸入業者が持ち込んだ外来種。鳥類では神社や公園にいるドバトもそうだ。哺乳類ではアライグマが有名。沖縄ではプレコが河川湖沼で大繁殖しているという。

「侵略的生物」と禍々しい称号を持つ彼らだが、別に彼らはSF映画に出てくる宇宙人みたいに地球侵略しようとして来たわけでも何でもなく、人間が自分の都合で勝手に持ち込んだ場合がほとんどだ。要はこれも人間による環境破壊の一環ともいえるわけだが、ある意味でブラックバスもカオジロガビチョウも「被害者」と言えなくもないわけだ。ただ被害者だから可哀想だ、このまま彼らを日本の生態系の一員として迎えて上げよう…とならないのが苦しいところで、当然彼らは駆除しなければならない。そうやって大鉈を振るわなければ、古来から日本にいる生物たちが一番迷惑してしまう。

環境省も予算を付けて駆除作業をやっているようだが、所詮付け焼刃程度でしかないのは明らかで、政府からしたら一部の不心得者がやった不祥事に貴重な税金を投入できるか…ってことなんだと思うが、ヘンチクリンな施設を建てたりするなら、もうちょっとこっちに予算を振ってくれても良いと思う。生物を殺すことにヒステリックに反対する団体や個人もいるが、世の中には不条理なことはあって当然だ。

何が本当に大切なことなのか…少し考えれば分かることだと思うんだけどね。

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# by a7m3-sam | 2017-01-25 02:10 | カオジロガビチョウ

夕日に染まり

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この面はどう見ても悪役だよな。

アブドーラ・ザ・ブッチャーか、ブルーザー・ブロディか、スタン・ハンセンか…いや、小型軽量だからジミー・スヌーカとか…?ダイナマイト・キッドってこたあないだろう(笑)。

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フクロウ類は生態系の頂点に立つ生き物で、早い話が「強い」わけだが、生態的に強いってことは実は環境の変化には驚くほど脆弱だってことだ。コミミズクの場合は餌はネズミ類など小動物だ。コミミズク一羽が生きていくのに、毎日ネズミを何匹食べなければならない…みたいな話になって、要はそれだけのネズミがいなければコミミズクも生きていけないってわけだ。

冬は小動物類にとっても厳しい環境で、カエルやトカゲは冬眠してしまうし、ネズミにしても温かい時期ほど活発に動き回るわけではない。その中で昼間の草原ではノスリ・チュウヒ・ハヤブサなどの猛禽類がネズミを狙い、夕方~夜にかけてコミミを初めとするフクロウ類がネズミを狙い、要はそれだけたくさんのネズミがいなければ猛禽たちも生きていけないということになる。
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ネズミなんかいくらでもいるだろう…と思うかもしれないが、それは人間の近くにいる衛生害獣としてのイエネズミ(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ)の話であって、コミミズクやチュウヒが狩りをする草原にいるネズミは所謂「野ネズミ」と言われるアカネズミやハタネズミだ。ネズミだから繁殖力が強くて生息数も多いはずだが、これらのネズミが繁殖するのは年に2~3回くらいで、イエネズミみたいに一年中繁殖してるわけではない。俗に「ネズミ算」というと無限にドンドン増えていくイメージだが、それはイエネズミのことで野ネズミは決してそれに当てはまるわけではないってことだ。野生動物だから人間が生息地を開発したりしたら直ぐに姿を消してしまう。つまりコミミズクにしてもノスリ・チュウヒにしても、たくさんの野ネズミを養うだけの豊かな自然があって、その上でやっと生きていってることになる。

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こうして冬の猛禽を見れるのは、まだ日本に豊かな自然が残っている証拠だ。コミミ君、日本は良い所だよ~(笑)。

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# by a7m3-sam | 2017-01-21 02:37 | コミミズク