c0356188_02082501.jpg
足が黄色いシギだから、キアシシギ。

キアシシギ。チドリ目シギ科キアシシギ属 Tringa brevipes

ネーミングは単純だが、姿形が似てて別種、というのがシギチにはありがち。嘴の端の方の色が違うとか、尾羽の長さがちょっと違うとか、素人目には判らない特徴で種類が分かれる。そしてそれで珍種か普通種か…なってしまう。当然珍種の方がいろいろネタになるし、自慢にもなる。
↑の写真はもしかしたら「メリケンキアシシギ」ではないかと疑われる個体の写真。ノーマルのキアシシギよりも「メリケン」の方が珍しいが、判別のできる一部のマニアや研究者以外には、正直どーでも良いことかもしれない(笑)。

c0356188_02082547.jpg
↑は明らかなキアシシギで、決め手は嘴の色。
それにしても、、、ヲタッキーな記事だなぁ。。。

それと、これもどーでも良いことかもしれないが、キアシシギはシギの仲間としては胴長短足なんだそうである。
…本当にどーでも良い話題しかないなぁ…www

c0356188_02082507.jpg
↓↓↓気に入ったら、ポチっとな(笑)
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村










[PR]
by a7m3-sam | 2016-06-15 02:30 | キアシシギ

映る

c0356188_13193757.jpg
俗に「千鳥足」とは、酔っ払ったオッサンがたどたどしくジグザグに歩くことだが、その語源になったチドリ類の歩き方は餌の小虫類をおびき出すためで、人間のそれとはぜんぜん意味が違う。もっとも見てて危なっかしく見えるのは同じだが(笑)…というようなことを昨年も書いたような気がするのだが、どうだったっけ。

コチドリ。チドリ目チドリ科チドリ属 Charadrius dubius

チドリの中でも一番数が多くて、生息地に行けば普通に目にする。大きさはスズメくらい。写真映えしないので野鳥カメラマンにはあまり人気がない。この辺の野鳥を楽しむのは見た目の派手さよりも、「しぐさ」とか生態を観察するのが一番だと思う。千鳥足の採食行動も面白いが、この鳥の極めつけは「擬傷」行動で、外敵からヒナを守るために親鳥が負傷したような振りをして、敵の目をヒナから引き離すのだという。

そういったところから「親の鑑」の異名を持つ…と偉そうに解説してしまったが、俺はまだそれを見たことがない(笑)。

c0356188_13193882.jpg
写真写真と目を血走らせるよりも、視点を変えて鳥たちを観察すれば、他人とは違った写真が撮れるのかもしれない…と考えたりもしてるんだけど、なかなか上手く行きまへんわ。。。

↓↓↓気に入ったら、ポチっとな(笑)
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村












[PR]
by a7m3-sam | 2016-06-13 13:57 | コチドリ

通りすがりの腹黒い奴

チドリ目チドリ科ムナグロ属 ムナグロ Pluvialis fulva
c0356188_00393042.jpg
所用で出かけた帰り道。広域農道を車でひた走っていたら、田植えが終えたばかりの田んぼに、何やら蠢く鳥らしき影を発見した。減速して脇道に入り、双眼鏡で観察してみたら…ムナグロだ。↑の写真の個体はオスで、顔面から下腹まで見事に黒い。ムナグロよりハラグロと言いたくなるところだが、ハラグロにすると印象が悪くなるし、何より鳥に対して失礼だ(笑)。

c0356188_00393151.jpg
↑の写真はメス。オスみたいな真っ黒ではなくて、ブチ模様になっている。

繁殖はシベリアやアラスカでやるというから、この日俺が見たムナグロたちは、北に向かっての渡りの最中なんだろう。寒い時期は東南アジアやオーストラリア、インド、アフリカ東部で越冬するというから、日本は通り道でしかないということになる。

c0356188_00393062.jpg
野鳥に夏羽と冬羽があるのは珍しくないが、ムナグロのオスが真っ黒になるのも夏羽(繁殖期)なんだそうだ。鳥の世界ではオスがメスより派手に着飾る傾向があるが、これもその一環のように思うのだが、何で真っ黒なんだろう…(笑)。ネットで調べてみたが、この鳥のこの色について言及した記述は見つからなかった。そこまで詳しく研究もされてないんだと思うが、気になるなぁ…。

↓↓↓気に入ったら、ポチっとな(笑)
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村











[PR]
by a7m3-sam | 2016-05-19 01:21 | ムナグロ

二人の渚

チドリ目シギ科オバシギ属 トウネン Calidris ruficollis
おまけ→シャーウッド「二人の渚」
c0356188_15111738.jpg
ここしばらく小鳥の撮影が続いたので、シギチを探しに出かけた。
日本海側の海には潮の干満がないので、シギ・チドリ類の餌場になる干潟というものが存在しない。当然のように東京湾なんかに比べると彼らを見るチャンスは薄れてしまうわけだが、まったくないわけではない。それにしても、新潟のフィールドでシギチの話をする野鳥カメラマンに出会ったことがないのが気になるんだけど。。。やっぱ地味で人気ないのかねぇ。

新潟市近郊の砂丘地帯でシギチが見れる…とネットに情報(かなり古い)が上がっていた。よく見ると子供の頃に行った海水浴場の名前がボツボツと書いてある。あんな処にいるのかい…?と疑問に思うことしきり。でも海はまだシーズンオフで、あの辺はサーファーも少ないから、野鳥がいるなら…だろう。マリンピア近辺はサーファーはもちろん、今の時期ならバーベキューやってる連中とか、海を散策する家族連れやカップルでいっぱいのはずだ。しかし件の海水浴場は浸食で砂浜が削られて、数年前から営業されてないという。果たして、現地はどうなっているんだろう。
c0356188_15111740.jpg
車を飛ばして現地到着。波の音に加えて、ゴゴゴゴゴ…ガガガと音がする。砂浜修復のために重機が入って工事をしているらしい。夏季のビーチ営業に向けて工事が急ピッチで進んでいる。マジかよ。。。これじゃあ鳥なんかいないよな…。砂浜は工事のため立ち入り禁止。仕方ないから浜の反対側に回り込むことにする。あっちは入れるはずだ。新潟市近郊の砂丘は広大だ。細長いしほとんどが宅地化されたり防砂林になっているから知らない人が多いが、実はあの鳥取砂丘より大きい。浜の「反対側」は4キロ離れていて、そっちは何とか入れた。しかし数百メートル向こうには、砂を大量に積んだダンプがひっきりなしに行き来している。

季節外れの砂浜は、風紋が出来て生き物の気配がほとんど感じられない。それでもジィっと目を凝らして野鳥を探す。…いた。

大きさはスズメと同じくらい。波打ち際でチョコチョコ砂を突いてお食事中。見ると2羽仲良く並んでいる。たぶんツガイだろう。しばらく見ていると、まったく関係ないはずのもう一羽がちょっかい出しに来た。でもこのツガイの雄が強いのか、絆が強いのか、早々にご退散となった(笑)。この広大な浜に2羽だけ残された。

「トウネン」だ。かつて数千~数万羽という大きな群でシベリアから日本に渡ってきたと聞くが、近年はその個体数が減少し、せいぜいが数百羽程度の群しか見られなくなったという。だがこの浜には(俺の見る限り)数羽しか存在しない。他に見かけたのは、さっきチラッと登場して消えたコチドリと、藪のあたりでゴチャゴチャやってたカワラヒワくらい。

それにしてもさ。。。この2羽のトウネン、仲の宜しいことで。。。(笑)。
c0356188_16040419.jpg

↓↓↓気に入ったら、ポチっとな(笑)
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村












[PR]
by a7m3-sam | 2016-05-07 16:41 | トウネン

チドリ目チドリ科タゲリ属  タゲリ Vanellus vanellus
c0356188_03410179.jpg
久しぶりのチドリの仲間である。最大の特徴はヘアスタイル。何となく連想したので記事タイトルにしたのだが、深い意味はない。ミュージシャンにもこんなような名前のがいるが、それとも全然関係ない(笑)。ちなみにミュージシャンのスネオヘアーは新潟県長岡市の出身。

ここしばらく猛禽を撮りたくてF潟に通っていたら、近隣の田んぼで群れていたのを発見した。初見の鳥だったので、思わぬ拾い物をしたような気分になって、パシャパシャ撮影してたら結構なショット数になった。チドリの類は夏鳥として日本に渡ってくるのかと思っていたら、冬に来るのもいたんだな、と改めて驚いた。

c0356188_03410160.jpg
足で田んぼの泥をゴチャゴチャっとかき回して、ミミズや虫を追い出して捕食する。同様の行動は他のチドリもやることで、昨年の夏に東京湾の干潟でコチドリを見た時も、同じようにして泥をかき回していた。傍目に見てると「何やってるんだろう」式に奇異な行動に見えるが、そこから「千鳥足」という言葉が生まれたのは容易に想像できた。人間の場合の千鳥足は酔っ払ったりして足がフラフラになってることをいうが、チドリの千鳥足は食事のための真剣な行動だ。人間と一緒にしては可哀想だ(笑)。

c0356188_03410199.jpg
↓↓↓気に入ったら、ポチっとな(笑)
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村













[PR]
by a7m3-sam | 2016-03-02 04:17 | タゲリ

陽射の下のアシナガ君

c0356188_02474194.jpg
「コアジサシとシロチドリだね。あっちの方が人も少ないし、ゆっくり観れると思うよ」
デジスコを担いだバーダーさんが、すれ違いざまに教えてくれた。
シロチドリ…初めて聞く名前だった。
シギ・チドリは何種類か見ていたが、全体からすれば俺が見たのなんて極一部だ。

+++++

ライフリスト(観察した野鳥の種類)が50種に達したことは以前記事にしたが、この50種という数字はバーダーの初心者としての一つの山みたいなものなんだという。50種類に達するまではどんどん数字が増えて、フィールドに出かけるたびに新鮮な出会いがあって楽しいのだが、50種類を超えたあたりからなかなか数字が増えなくなって、一種の「倦怠期」のようになってしまう…というのは書店で立ち読みした、それ関係の本に書かれてあったことだが、とあるバーダーさんの一種の経験則的なものだろうと思っていた。しかし実際に自分がその状態になってみると、フィールドに出ても視界に入ってくる鳥は「いつか見た」種類が多くなり、新しい出会いは滅多になくなった。

シギチの秋の渡りが始まる時期だ。久しぶりに何種類か見れると思って期待してきたのだが、まだ少し早いようだった。フィールドに出て一種類でも新しい出会いがあれば運が良い方だ。

+++++
c0356188_02474180.jpg
それにしても暑いなぁ…
陽射がジリジリと照りつける。ペットボトルのミネラルウォーターはとっくの昔に空になってしまった。

+++++

c0356188_02474174.jpg
シロチドリ。
環境省レッドリスト絶滅危惧II類指定。
開発による生息場所(砂丘)の破壊、生息地のレジャー利用による営巣放棄、カラス・野犬による卵や雛の捕食等の理由により数を減らす。
県別のレッドリストでは絶滅危惧I類にも指定されていることもある。

以前、信州で山野草を追いかけていた時のように、鳥たちの詳細を調べると同じような話がワラワラと湧いて出てくる。
人間の社会活動で圧迫される鳥と花たち。圧迫される彼らにとっては種の存亡のかかった一大事でも、圧迫する側はそんなことはまったく気にしない。

たくさんの鳥を見て、写真を撮って、ライフリストの数を増やして自己満足し、仲間内でもブログでも自慢げに披露して。
…それだけで完結できれば楽なんだろうけど。

↓↓↓気に入ったら、ポチっとな(笑)
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村














[PR]
by a7m3-sam | 2015-07-25 13:04 | シロチドリ

ギチギチシギチ

c0356188_21092501.jpg
↑ ソリハシシギ。東京湾岸某野鳥公園にて。
Wikiでは「日本で見られる数は多くない」と書いてあったが、5月のシギチ撮影では一番普通に見られた。
観察小屋で偶然隣に居合わせたオッサンは、「またソリハシか、あんな鳥はゴミだ、ゴミ」とまで言い捨てていた(笑)。つまりそれだけ何度も目に着いたということなんだろうが、「ゴミ」はさすがに酷い表現だ。そのオッサンが普段どんな写真を撮っているのか一度見てみたいが、たぶん大したことはないだろう(笑)。

c0356188_20365897.jpg
↑ はハマシギ。
この鳥は「日本で一番多くみられるシギ類」と紹介されるのを見かけるが、意外や意外、国(環境省)では準絶滅危惧種、千葉では重要保護動物、東京でも準絶滅危惧種に指定されている。実際にこの鳥が観察できたのは一度きりで、あまり数の多くない鳥だという印象を受けた。グレーやベージュの地味な色合いの多いシギ類の中で、割と派手なデザインの鳥だ(笑)。

c0356188_20370981.jpg
↑ 羽づくろいするタシギ。
狩猟鳥獣に指定されていて、所謂ハンティングの対象(食料目的)。
『骨が柔らかくその食味は正に焼鳥の王者である』と言われていて、何とも興味津津だ(笑)。ハンティング対象だから数は多いのかと思いきや、チラホラと幾つかの地方自治体でレッドリストに載っているらしい。

+++++

シギ・チドリ類(略してシギチ)は東京湾岸では干潟、内陸では田んぼや湖沼にもいるらしくて、実際に新潟では瓢湖で何羽か見かけることがあった。今まで山ばかり歩いてた俺にはイマイチ馴染みない鳥たちで、興味深く観察させてもらった。撮影してくれば当然その鳥について調べることになるのだが、どれもこれも「数が減っている」だの「絶滅が懸念されている」など表記されていることが多くて、環境問題が叫ばれるようになってエコブームとすら言われる今の時代も、彼らにとっては厳しい時代が続いてるんだな、と感じた。

過激なナチュラリスト(自然崇拝者)に味方するつもりはないが、このまま生物種がどんどん減って行って、フィールドに出たらスズメとカラスとヒヨドリしか見ないなんてことは想像もしたくない(一般に生物多様性という)。ちなみに過激な自然崇拝者たちは生物多様性とかそんなことはどうでもいい、イルカが可哀想だとかいう理由でパフォーマンスをするだけの単なるオ○カだ(笑)。

↓↓↓気に入ったら、ポチっとな(笑)
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村












[PR]
by a7m3-sam | 2015-06-06 21:48 | ソリハシシギ