水の上のパンダ

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「町外れの溜池にパンダがいる」と話を聞いたので、行ってきた。もちろんあのパンダではない。通称パンダガモ、ミコアイサのことだ(笑)。

水鳥にあまり関心のない中、唯一興味のある鳥。何故かといえばこの白黒の顔に尽きる。この装いは繁殖のためだそうで、繁殖期後が一番地味(エクリプス)で、冬の間に次期繁殖期に向けて、また白黒のコントラストがハッキリしてくる…らしい。

ちなみに「エクリプス」という言葉は水鳥を見る人たちがよく使っている言葉だが、漸く意味が理解できた(笑)。

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「非繁殖期には集団で行動します。」と某サイトには書いてあったんだけど、その「集団」を俺は見たことがない。だいたい何処の湖沼に行っても単独か、せいぜい数羽(2~4羽)で行動してる。他のカモ類がゴチャゴチャしている中、ポツンとしているのを見ることが多い。この溜池にもオスはこれ1羽で、メスが2羽くらいいたかもしれない。ベニマシコみたいにいる所にはたくさんいるのかもしれないが、俺にはこの鳥が「たくさん」いるのが想像できない。

水鳥を撮っている人たちの話を聞くと、彼らが血眼になって追いかけるのはカモ類の中でも割と派手な色をしているオシドリとか、カモ類の種間雑種とからしいが、雑種なんか俺にはまったく区別も理解もできないし、オシドリは新潟のちょっと山奥に行けば割と見かけるので「特別珍しい」という印象がない。鳥というのは飛んで移動する生き物だから、決まった棲息地に行けば必ずいるわけではないし、局所的に存在し且つ頻繁に移動されると「珍しい・珍しくない」という印象は大きく変わるのかもしれない。

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それにしても、今回も遠かったなぁ。。。

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by a7m3-sam | 2017-03-18 02:13 | ミコアイサ

外れました。。。

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カモ目カモ科マガン属 ハクガン Anser caerulescens
D500+AF-Sニッコール 500/4G ED VR f6.3, 1/1250sec, ISO400

水鳥はシギチ類は好きだけど、ガンカモ類はあんまり関心がない。てぇことで詳しく知らないのだが、この日は大本命が一向に飛んでくれずに仕方なく水鳥類とミサゴを撮影して帰ってくる羽目になった。しかも撮影できなかった原因が俺のつまらない凡ミスが原因だから、悔やんでも悔やみきれない。

聞くところによるとこのハクガンという鳥、日本に渡ってくるのは珍しくて、それなりに貴重ということらしいんだけど…(笑)。今一テンション上がんないなぁ。。。

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絶滅危惧IA類(CR)(環境省レッドリスト)。
1940年代までに日本で越冬する個体群は既に全滅。穀物類を食害する害鳥として扱われ、そして食糧事情の厳しかった当時(戦中戦後)、食用目的でたくさん乱獲されたんだろう。この群が何処から来たのか(おそらく八郎潟だろうという話だった)知らないが、そのハクガンがこれだけの数の群で見れるのは滅多にないことなんだという。

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てことで往復400キロ走って外して帰ってきたわけだが、さすがこの距離を通うのはしんどいので、目標を変更して関東に来る某猛禽をこれから追っかけてみようと思ってる。そっちは往復で300キロだから通うのも少しは楽だ。一度きりで成功しないのは当たり前。通わないと野鳥はどうしようもない…ということは理解できてるんだけど、う~ん。。。

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by a7m3-sam | 2017-01-30 23:37 | ハクガン

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「○●ちゃんはねぇ、コウノトリさんが運んできてくれたのよ」…などという話を子供にする親も今どきいないと思うが(笑)。

「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」という逸話の大元はドイツで、正確に言えば鳥はコウノトリじゃなくてシュバシコウという近縁種。この逸話が日本に伝えられた時、シュバシコウは日本にいないから似たような鳥(コウノトリ)を充てたのだという。

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ドイツのとある村に、子供が出来ずに悩んでいる夫婦がいた。
ある日、そんな夫婦宅の煙突にコウノトリが巣作りを始めた。優しい夫婦はコウノトリを気遣い、火を焚くのを控えた。おかげで無事にコウノトリのヒナが孵った。

すると、不思議なことに長年不妊に悩んでいた夫婦に、子供が授かったのでした。
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…というのがコウノトリ伝説の大元らしい。

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1956年、特別天然記念物指定。1971年、日本国内野生個体群絶滅。かつては日本中に棲んでいたというコウノトリにも、そんな哀しい歴史がある。1971年に日本国産の個体群は全滅している。この写真は宮城県で放鳥されたものが新潟まで飛来したものを撮影したのだが、人間に育てられたせいか、まったく人間に対する警戒心というものがなくて、数メートルまで近づいても、逃げる素振りすら見せない。

このコウノトリは、中国やロシアから日本政府が譲り受けた個体を人工繁殖させたものの子孫。トキと同じく野生個体の復活を目指して努力が続けられているが、果たしてどうなることやら。
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by a7m3-sam | 2016-11-14 20:16 | コウノトリ

黙って俺に付いてこい

カモ目カモ科オシドリ属 オシドリ Aix galericulata
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某カワセミポイントで見かけたオシドリ。
俗に「オシドリ夫婦」という言葉があって、仲睦まじい絆の深い夫婦のことを言うらしいが、この鳥は繁殖期毎にパートナーを変えることが知られている。ご覧のとおりカモの仲間だが、巣を樹洞(大木に空いた穴)に作るという一風変わったカモだ。実際に木の枝に停まるオシドリの写真を見たことがある。有名な鳥だし、水辺を歩いてればいずれ観ることもあるだろう…程度に考えてたのが、実際観るのに一年超かかるとは(汗)。日本野鳥の会HPには、各県別の鳥の写真が掲載してあるのだが、何故かオシドリを新潟県で撮ったという写真が一枚もない。この辺では珍しいのかなぁ。

この日の肝心要のカワセミは一応撮れたのだが、遠いんだよな。。。もっと近くに寄れるポイント探さないと。

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昔、ひとりの猟師がオスのカモを取り、鍋にして食べました。次の日、カモのメスが戸口で死んでいたので、きのうのオスのつれ合いだろうと、これも食べてしまいました。その夜、メスガモの亡霊が出てきたので、猟師の女房が神様に祈ると「カモの夫婦は、どちらかが死ぬと、残ったほうも生きてはいない、きずなの強いものなのだ」というお告げです。かわいそうなことをした・・・と、猟師と女房は身を沈め、そしてオシドリ夫婦になった…
(新潟県の民話)

「オシドリ夫婦」の民話は実は全国にあって、猟師がオシドリの雄を殺して、それを恨んだ雌が亡霊または生霊になって猟師(または妻)の枕元に立って…というところまでは、だいたい同じ。結末にいくつかのバージョンがあって、

1.雌のオシドリが雄の死を哀しんで自殺して、それを見た猟師はショックを受けて猟師を辞めてしまった(広島県)
2.ある武士がオシドリの雄を殺した。メスのオシドリが哀しむ歌が耳に聞こえ、反省した武士はお寺を建立してオシドリを弔った(長野県)
3.雌のオシドリが雄の死を哀しんで自殺して、それを見た猟師はショックを受けて出家して僧になった(1.の別バージョン、青森県)

で、新潟県の場合は猟師と女房は身を沈め(たぶん湖で二人で心中した)て、オシドリ夫婦に化身した…という一番悲惨なパターンとなっている。何もそこまで…と思うのだが、民話だしね。これも県民性の表れなのかなぁ…と少しばかり考えてしまいました。

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by a7m3-sam | 2016-04-09 21:26 | オシドリ

A Happy New Year !!

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ということで、2016年です。今年もよろしくお願いします。
それでは、2016年第一弾、行ってみましょう。

写真は、、、おそらく「ミコサイア」という鳥だと思うんだけど、、、5羽くらいで群で泳いでました。
この鳥がググっても詳細が出てこないんだよなぁ。Wikipediaにもないし…どうなってるんだろう。

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と疑問に思ってたら、「ミコサイア」ではなくて「ミコアイサ」だそうです(笑)。Wikiにもありました。
「ミコサイア」でググると幾つかブログが引っかかってくるんだけど…同じような勘違いをしてる人がいるもんです(笑)。

通称「パンダ鴨」。
カモ類にはあんまり興味ないです。が、こいつはこの顔が何ともユニークで(笑)。「ミコ」は「巫女」のことで、羽毛のカラーリングが巫女さんの衣装に似てるから…だそう。ちなみにこの写真は雄で、雌は普通のカモとあまり変わらない色合いをしてるのか。
この鳥は特に数を減らしてるということはなくて、個体数も安定してる…とあるんだけど、それにしても見かけないんだよなぁ。元々の絶対数が少ないのかな。いる所にはたくさんいるんだろうねぇ。

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by a7m3-sam | 2016-01-02 01:50 | ミコアイサ

雪の中の舞

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日本海側特有の、鉛色の雲が空を一面に覆っていた。雪がチラチラと舞い始める。
まったくもう。。。飛び立ちの時間に合わせたように降ってくるんじゃねーよ…

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今日はいつも撮影に行く瓢湖とは違う所に来た。
新潟県福島潟。
ここは白鳥飛来地というより、オオヒシクイの越冬地として有名なのだが、見えるのはカモ類とコハクチョウばかり。

いったいどうなっとンねん…と思ったのだが仕方ない。今年は異常気象(暖冬)のせいもあって、鳥の渡りが遅れている…というか、数が少ないというか、そういうもんらしい。

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空気が冷たくて指がかじかむ。
昨日までの温かさは何処へやら。これが本来の新潟の冬なのだが、暖冬に慣れてしまっていたせいで、この日の風は特に冷たく感じる。

白鳥の飛び立ちを撮った後、できればチョウゲンボウでも…と思ってたんだけど、あまりの寒さに怖気づいてしまった。俺の隣でベラベラと大声で雑談してた団塊ジジィ3人組は逸早く消えてしまっていた(笑)。

あの人たち、ここに何しに来たんだろう…一応カメラ持ってたけど。

寒。。。俺もさっさと退散しよう(笑)。

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by a7m3-sam | 2015-12-28 01:56 | コハクチョウ

疾走

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D750+AF-S Nikkor500/4G ED VR, f16, 1/125sec, ISO100, +1EV

高速シャッターで止めて写すのは簡単だ。白鳥撮影に通い始めてン年、たまには高度な撮影でもやってみようと思って、流し撮りに挑戦した。
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それにしても。。。なんちゅう難しさ。。。

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約500枚撮影して、見れそうなのが10%とは…トホホ。

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by a7m3-sam | 2015-12-26 00:52 | コハクチョウ

鵜!

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断っておくがタイトルは親父ギャグではない。例によって詳細については言及できない。さらりと流してほしい(笑)。

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湾岸の金属ゴミ処分施設?にカワウの群がいた。一般に「ウ」と言われる鳥にはウミウとカワウがいるが、普通にその辺にいるのはカワウで、ウミウは日本の所々にスポット的に生息地が点在している。ちなみに京都鴨川や岐阜県長良川で行われる「鵜飼」の鳥はウミウで、茨城県で捕獲されたものだという。海にいるくせにカワウとは…まぁ本人(鳥)たちにとってみれば、魚が捕れれば海でも川でも関係ないんだろう。カワセミも海(河口や干潟)にいることがある。この場合もカワセミはカワセミであって、ウミセミとは言わない(笑)。

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カワウは日本の環境問題をそのまま物語るような鳥で、公害が大きな問題となった1970年代頃、日本での生息数は3000羽にまで減少したとされる。その後の国を挙げた環境改善と共にカワウの数も飛躍的に増加し、現在は6万羽にまで改善、生息地では河川・湖沼の漁業問題にまで発展したり、コロニー周辺では糞害まで問題になっている。俺は松本の奈良井川でカワウを見た記憶がある。何でこんなところにいるのかと思ったのだが、餌になる魚がいれば、鳥だから何処からでも飛んでくるんだろう。

減ったら減ったで保護だ保護だと大騒ぎして、増えたら増えたであれこれ問題視されて、何とも鵜にしてみれば迷惑な話だ。日本列島全体から見たら6万羽という数字は決して多くない数字だと思う。スズメやカラスなんか日本全国でカウントしたら、たぶん数千万羽、もしかしたら億を超えるかもしれない。どれもこれも謂わば人間の勝手な都合で問題視されてるんであって、人間と自然の関係ってのは何処まで行っても難しいという典型例だ。

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日本の環境問題はとりあえず置いといて、、、
現在ブログは俺が落ち着いてないので、月に数回更新するのがやっとの状態だ。もちろんこんなことで良いわけではなくて、もっとガンガン更新してレスポンスも貰わなければならないのだが、何とも現状は出す方も貰う方もお寒いものだ(笑)。

さて、どうしたもんか。オッサンのイカサナイ写真ブログは打つ手なし?

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by a7m3-sam | 2015-07-23 13:37 | カワウ

シュトューカ飛ぶ

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まだ朝だというのに、東京湾某干潟はジリジリと陽射が照りつけていた。今日も暑くなりそうだ。
干潮時刻を調べてこなかったので、鳥たちが来るにはまだ時間があった。まいったなぁ。と途方に暮れていたら、干潟の端にある突堤に、大砲(おそらく単焦点500~600ミリクラス)を担いだオッサンがテクテク歩いて行った。あっちに何かある?と思って後を付けて行くと、、、

サーっと一羽の鳥が飛んでいくのが見えた。早い。あの鳥は…コアジサシだ。今年生まれたばかりの若鳥だろう。

アジサシはカモメと同じく海鳥の仲間で、大きな川の河原や海岸沿いに住んで魚を食べている。しかしカモメと最も違う点は、アジサシ類はより飛ぶことに特化した鳥で、カモメがハトみたいにバタバタっと羽ばたいて飛ぶのに対して、まるでツバメやハヤブサのようにサーっと空気を切るようにして飛ぶのが特徴だ。空中でホバリングし魚影を確認すると垂直にグォーーーーンと水中へ飛び込む。その様は、先の第二次世界大戦時に連合軍戦車部隊を震え上がらせた、ドイツの急降下爆撃機・シュトゥーカのようだ。

海鳥たちの渡りがそろそろ始まる時季…とネットにあったので暑い中干潟まで出向いたのだが、まったく当てが外れた。ということでこの後もコアジサシばかり追いかけていたのだが…それにしても暑かったなぁ…

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by a7m3-sam | 2015-07-21 17:36 | コアジサシ